アセットアロケーション
染太郎の現在のアセットアロケーションは、株式60%(ほとんどが全世界株インデックス)、金10%、現金30%となっています。
実は、昨年少し債券ETF(米ドル)を買ったりもしたのですが、債券は値動きが以外に激しいのと、短期、中期、長期債の割合を考えたりするのが面倒でやめてしまいました。(現代ポートフォリオ理論における市場ポートフォリオとは、全世界に存在する全てのリスク性資産から成るポートフォリオを意味しているそうで、本来であれば不動産や債券、コモディティなども含めて資産を分散するのが一番いいんでしょうけどね。)
金はなんとなく10%にしていますが、2024年11月末の世界の株式時価総額が約125.7兆ドル、2024年12月時点の金の時価総額が約17.5兆ドル(companiesmarketcap.comによる)なので、現代ポートフォリオ理論に基づいて時価総額比率に合わせると、オルカンの世界株式に占める割合を85%とすれば、17.5/(125.7*0.85)=16%なので、株式を全部オルカンでもっているとすれば、その16%の金額を金で持つのが正解なのかもしれません。例えば、全資産のうち株式(オルカン100%)の割合を60%とすると、金は約9.6%(60%×16%)となるので、こうやって計算しても10%程度が妥当という結果になりました。
ところで、前に紹介した投資本「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」や「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」では、 現金(または個人向け国債)と株式インデックスファンドだけによる投資を勧めており、金への投資は勧めていません。染太郎が金に投資しているのは、円資産にいまいち信頼がおけないのと、インフレ対策にもなりそうというのが主な理由で、サテライト投資のような位置づけです。
シンプルなアセットアロケーションが理想なので、退職するまで(おそらく5年後ぐらい)には金は売却して、現金と株式インデックスファンドのシンプルな構成にするかもしれません。また、そのころには現金と株式の比率も50/50ぐらいにしたいと考えています。