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老後資産が使われない問題について

内閣府の「令和6年度経済財政白書」では、85歳を過ぎても金融資産があまり減っておらず、貯めてきた老後資産が使われずに保有されている傾向があると報告されています。このことを問題視する風潮もあるみたいですが、染太郎はこのこと自体は全く問題ないと考えています。以下に理由を述べます。

  • 第一に自分が何歳まで生きるかわからないからです。
  • 日本の年金や医療保険制度が現行のままで持続できるとは思えません。いずれ改悪が起こる可能性が大きいと思います。そのような場合にも備えておく必要があります。

少し考え方が変わるかもしれないと思い、巷で話題の「DIE WITH ZERO」も読んでみたのですが、ちょっと著者の考え方についていけなくなって、途中で読むのをやめてしまいました。自分のやりたいことには若い時からお金をどんどん使うべきというような内容の本でしたが、そんなに無理にお金を使わなくても充実した人生は送れると思いました。

過度に節約を追求するような生活はしたくありませんが、手元にそれなりのお金があったほうが、そこから安心感が生まれ、充実した人生を送ることができるような気がします。そういった意味では、死んだときにたくさん資産が残ったとしてもそれは全く恥ずべきことではないと思います。