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安全資産の蓄え方

総資産が増えてくると、安全資産(無リスク資産)も増えて1000万円を超えるようになります。1000万円超の安全資産を蓄える方法としては下記のようなものがあります。

普通預金

普通預金は預金保険制度により1000万円までしか保護されないので、1000万円を超えた場合は、複数の預金口座を作って各口座の残高を1000万円以内に抑える方法がまず考えられます。染太郎も、今のところこの方法を取っていますが、どんどん資産が増えた場合に、また新たに銀行口座を作らなければならず面倒なところが欠点です。

決済用普通預金

金利がつかない代わりに預金が全額保護される決済用普通預金という制度があります。ネット専用銀行ではPayPay銀行が対応しています。一つの口座で金利のつく普通預金と決済用普通預金の両方を持つことはできないみたいで、口座自体を決済用普通預金に切り替える必要があります。一つ口座を作ってしまえば、そこにいくら預けても預金は保護されます。ただし金利はゼロです。

個人向け国債

個人向け国債には変動10年、固定5年、固定3年の3種類があります。2025年8月募集のものの金利は、変動10年が0.97%、固定5年が0.97%、固定3年が0.79%です。ネット証券でも簡単に購入できて、途中解約も簡単です。解約の場合は、過去2回分の金利(金利は半年ごとに支払われます)をペナルティとして支払うことにより元本保証で解約が可能です。金利が普通預金よりはかなり高いことが魅力です。

MRF

楽天証券が最近「楽天・マネーファンド」という名称で、MRFを復活させたようです。ただし、以前のように円資金を自動買付するわけではなく、手動で買い付ける必要があります。最新の金利は0.422%(8/05~8/11)なので一般的な普通預金よりは良いです。さらに、MRFは投資信託の一種なので、信託財産は1000万円を超えたとしても保全されるので安心です。元本割れリスクはゼロではないものの極めて低いので、楽天証券メインで投資をしている人にとっては、この「楽天・マネーファンド」はお薦めです。染太郎がメインで使っているSBI証券ででは、残念ながらMRFの購入はできません(未成年口座除く)。MRFは金利もそこそこついて、売買も自由にできるので非常に魅力的です。

染太郎はどうするか?

楽天証券とSBI証券はサービス拡充で激しく争っているので、いずれSBI証券でもMRFが復活するのではないかと考えています。そうなったら、安全資産はMRFで運用したいと考えています。